お久しぶりです

ずいぶん、久しぶりになりますが、未だに強迫性障害が再発する気配はありません。 ただ、世の中、少数派の人間が年々生きづらくなっている気がするのは気のせいですかね? 確かに多様性が認められるようにはなってきていますが、仕事となると話は別という雰…

読んだ本(影響力の武器-第三版)

これも、病気が治ってから読んだのですが、とても興味深かったので紹介します。 自分で言うのもなんですが、私が強迫性障害になった原因の一つとして、純粋すぎる部分があったのかなと思っていまして…。 しかし、綺麗事だけでは生きていけないのが現実なんで…

読んだ本(こころの旅-発達心理学入門)

これは、病気が治ってから読んだのですが、役に立つと思うので紹介します。 人には発達段階があって、その段階に合った環境で育つのが理想的なのです。 子どもに対する周りの大人の接し方も、その子の人格に少なからず影響を与えるものです。 だからといって…

読んだ本(スピリチュアルメッセージ)

江原啓之さんの本で「スピリチュアルメッセージ」という本が3冊あります。 結構、深い内容でしたが、興味深いものばかりで面白かったです。 私は文字を読むのが大変だったので、江原啓之さんの電子書籍が読める「日本スピリチュアリズム協会図書館」のサイト…

自分に合う施設を見つける難しさ…

以前、私が症状を治すために「モヤモヤくん療法」が効果的だった話はしましたが、だったら薬を飲みたくなかったわけですし、最初から「それを指導してくれるカウンセラーさんを捜すべきだった」という思いはあります。 が、実際は無理だったかなあ…。 どこの…

お世話になった施設

前回、はじめて病院に行った話をしましたが、実は、その後も色々あって結果的にいろんな施設に合計で5年くらいお世話になっていました。 最初は、さっさと治すつもりで病院に行ったので、こんなに長い間お世話になるつもりはなかったのですが(涙) 通った施設…

はじめての病院

強迫性障害の症状を自覚した頃、病院に行くべきかどうか迷いました。 精神科は敷居が高いイメージがありましたし、外に出るのも、しんどかったので 「行っても変わらないのであれば行きたくないなぁ~」 と思っていました。 しかし、まだ小さい子どもがいた…

読んだ本(トラウマ~あなたが生まれてきた理由~)

この本で言う「トラウマ」とは、いわゆる「思いグセ」のことです。 強迫性障害になってしまった理由を知るヒントになるかもしれません。 やっぱり今までの経験から、よからぬ思いグセが身が付いてしまったのかなあと思うところがあるので、とても参考になり…

読んだ本(愛蔵版 幸運を引きよせるスピリチュアルブック)

江原啓之さんの本には、だいぶハマってたくさん読みました。 病気になる前から大好きで、たぶん、これが初めて買った江原啓之さんの本だったと思います。 「スピリチュアルブック」 「スピリチュアル生活12ヶ月」 の2冊がセットになっていて、おまけも付いて…

読んだ本(実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35)

本気で「モヤモヤくん療法」を実践しようとした時、この本がとても助けになりました。 強迫行為をガマンする苦しみと闘っている時、コーチに「がんばれ!がんばれ!」と励ましてもらっている感覚です。 病気の人に「がんばれ」と言ってはいけないとよく言い…

「モヤモヤくん」を静めるため…

以前、「モヤモヤくん療法」のやり方を説明しましたが、「モヤモヤくん」とは、あの強迫観念が襲ってきた時の不安感のことです。 これを静めることは、並大抵の努力では成し得ません。 「モヤモヤくん」と自分とを切り離して考えると言っても、すんなりイメ…

前回までのまとめ

前回まで、私が強迫性障害を治すために実際に行ってみて効果的だったと思う方法を書きました。 まとめると①モヤモヤくん療法 ②軽い運動をする ③栄養をとる ④規則正しい生活をする ⑤部屋を綺麗にする ⑥中途半端で良しとする ⑦人に頼る ⑧自律する ⑨夢を持つ ⑩…

方法⑩(運命に任せる)

強迫観念が沸き上がってきた時は、モヤモヤくんが暴走して、ほんの0.1パーセント位しかないような可能性の低いことを激しく心配してしまい、その心配が止まらないのです。 でも、それは自分ではなく、モヤモヤくんのせいなので、そんな時は、モヤモヤくんを…

方法⑨(夢を持つ)

強迫性障害を患っていた私は、当時、小さい子どもがいました。 しかし、まともに育児ができない状態だったので、周りの人達が何とかフォローしてくれていました。 なので、私にとって「普通に子育てをする」ということが最大の夢になっていたのです。 でも、…

方法⑧(自律する)

自律とは、自立とは少し違い、精神的に自立するということです。 強迫性障害を患っていた頃の私は、まるっきし自分に自信が無く、人に認めてもらわないと生きていけない人間だったので、否定されると、それはそれは酷く傷ついていました。 つまり、これは自…

方法⑦(人に頼る)

私は、人に頼るのが苦手です。 人に頭を下げるのも苦手だし、申し訳ない気持ちになってしまうし、嫌われたらイヤだな~とか思ってしまったりするのです。 ただ、私が困るだけならいいのですが、子育てに支障が出るとなると話は別です。 この時ばかりは、私も…

方法⑥(中途半端で良しとする)

強迫性障害の症状に悩んでいた時、自分が完璧主義者だということに気付きました。 なぜ、それまで気が付かなかったかというと、実際は何も完璧に出来ていないと思っていたからです。 当時の私は、常に「ここまでやりたい」という目標を持っていて、目標を達…

方法⑤(部屋を綺麗にする)

部屋は綺麗にした方がいいに決まっていますが、ハードルが高いので、絶対ではないと思っています。 と言いながら、わたくし実は整理収納アドバイザーの資格を持っているほど、部屋を綺麗にする大切さはわかっています。 部屋って、心の状態が現れますから、…

方法④(規則正しい生活をする)

どんな場合にも言えることですが、「規則正しい生活をする」ということは大事です。 でも、それが難しいのです。 とくに私は夜型人間で、ものすごく朝が苦手でした。 朝起きられない自分が、ものすごく嫌いでした。 それでも、子どものために、なんとか無理…

方法③(栄養をとる)

「食べることは生きること」と、よく言われますが、我々は、食べ物で健康な体を作っています。 なるべく添加物の少ない、栄養のあるものをバランスよく、しっかり食べるのが理想的ですが、実際は買い物に行くことすら難しい状態でしたから、ちゃんとした食事…

方法②(軽い運動をする)

健康のためには、運動が大事だということは、多くの人が知っています。 しかし、当時の私には、それが非常に難しいことでした。 よく、「無理をしないように」と言われますが、無理をしなかったら、本当に何もできないんですよね…。 そこで、真面目すぎる私…

方法①(モヤモヤくん療法)

たぶん、この病気を患っている人は、沸き上がってくる強迫観念をコントロールできず、この苦しみから逃れるために無駄な確認などの強迫行為をしてしまうのではないでしょうか。 私もそうでした。 毎日ヘトヘトでした。そんな私が強迫性障害を治すために一番…

ブログを書こうと思ったきっかけ

担当医 :「今日で最後だね。 でも、どうやって治したの?」 私 :「…。」 担当医 :「治らない人もたくさんいる からねえ。」 強迫性障害に苦しんでいた私が、ようやく解放された瞬間でした。 この日から、もう7年くらい経ちますが、全く症状が戻る気配はあり…