はじめての病院

強迫性障害の症状を自覚した頃、病院に行くべきかどうか迷いました。

精神科は敷居が高いイメージがありましたし、外に出るのも、しんどかったので

「行っても変わらないのであれば行きたくないなぁ~」

と思っていました。

しかし、まだ小さい子どもがいた私は、早く元気になりたくて、たまたま近くにあった入りやすい雰囲気の心療内科に行くことにしました。

そこで薬を処方されたのですが、やっとの思いで重たい腰を上げて行った病院なので、私はその薬に、かなりの期待をかけていました。

しかし、飲んでも症状は治まらず、私は自己判断で薬を止めてしまいました。

そのせいだと思いますが、しばらく胃が気持ち悪くなる症状が続きました。

当時の私は妊娠を希望していたので、薬に期待はしたものの、すぐに治らないのであれば早く止めたかったのです。

後でわかったのですが、私が処方された薬は、急に止めてはいけないもので、医師の指示に従って少しずつ止めなくてはいけないものでした。

この時初めて、薬を飲み初めるのは簡単だけど、止めるのには思っていた以上の時間がかかるということを知りました。