読んだ本(影響力の武器-第三版)

これも、病気が治ってから読んだのですが、とても興味深かったので紹介します。

自分で言うのもなんですが、私が強迫性障害になった原因の一つとして、純粋すぎる部分があったのかなと思っていまして…。

しかし、綺麗事だけでは生きていけないのが現実なんです。

この本は、今まで何となく感じていた人間の愚かさを科学的に証明してくれているので、私の中の理想と現実のギャップを埋める手助けになってくれた気がします。

 

読んだ本(こころの旅-発達心理学入門)

これは、病気が治ってから読んだのですが、役に立つと思うので紹介します。

人には発達段階があって、その段階に合った環境で育つのが理想的なのです。

子どもに対する周りの大人の接し方も、その子の人格に少なからず影響を与えるものです。

だからといって、自分の親や先生方を責めているわけではなく、愛情をもって接してくれていたので感謝しています。

しかし、心理学を勉強して、自分を客観的に分析することで、考え方を修正しやすくなるし、強迫性障害になったことを肯定的に捉えられるようになると思います。

 

読んだ本(スピリチュアルメッセージ)

江原啓之さんの本で「スピリチュアルメッセージ」という本が3冊あります。

結構、深い内容でしたが、興味深いものばかりで面白かったです。

私は文字を読むのが大変だったので、江原啓之さんの電子書籍が読める「日本スピリチュアリズム協会図書館」のサイトから、この本はオーディオブックにもなっていたので、それを聞いていました。

 

 

 

自分に合う施設を見つける難しさ…

以前、私が症状を治すために「モヤモヤくん療法」が効果的だった話はしましたが、だったら薬を飲みたくなかったわけですし、最初から「それを指導してくれるカウンセラーさんを捜すべきだった」という思いはあります。

が、実際は無理だったかなあ…。

どこの病院で、どんなカウンセリングをしているかは実際に行かないとわからないし、病院のカウンセリングは、まず、お医者さんの診断を受けなければならない訳で、お医者さんは、私ほど症状が重たい患者さんがいたら、薬を勧めるのが普通でしょう。

でも自分では、最初、薬の効果がなかった時点で「薬では治らない」と思いました。

なぜなら、いくら薬で神経伝達物質をコントロールしても、考え方や思いグセは薬で治るものではないと思ったからです。

私の場合、薬で少し「モヤモヤくん」が静かになったとしても、それはそれで「心配しない自分は、なんて無責任な人間なんだ」と考えてしまい、自ら「モヤモヤくん」を引き出そうとしていたのです。

というと、薬反対派のように聞こえてしまいますが、そういう訳ではありません。

実際に薬に助けられている人もたくさんいるはずです。

しかし、私は最初「病院やカウンセリングに行けば何とかしてくれるんじゃないか」と期待しすぎていたので、そこで勧められたことを全て鵜呑みにしてしまい、病院や薬について自分で調べなかったというか、考える余裕が無かったというか…。

結果的に症状をこじらせてしまった時期がありました。

お世話になった施設

前回、はじめて病院に行った話をしましたが、実は、その後も色々あって結果的にいろんな施設に合計で5年くらいお世話になっていました。

最初は、さっさと治すつもりで病院に行ったので、こんなに長い間お世話になるつもりはなかったのですが(涙)

通った施設の流れを大ざっぱにまとめてみると

①とりあえず心療内科に通う。

      ↓

②薬は避けたいのでカウンセリングに通ってみる。

      ↓

③結局②のカウンセリングで紹介されたクリニックに通い、薬も処方されるが、症状は悪くなる一方。

      ↓

④②のカウンセリングで紹介された病院に入院するが、どんどん症状が悪化してゆく。

      ↓

⑤家族の判断で退院し、別の大学病院に入院。

悪化した症状は、ようやく回復へと向かう。

      ↓

⑥退院し、その大学病院に通院しながら家族が捜してくれた別のクリニックでのカウンセリングを受ける。

     ↓

完治。

といった感じですが、かなり遠回りをしてしまった気がしていて、今思うと、正直「最初から⑥に行っていれば…」という気持ちが無くもないです。

 

 

はじめての病院

強迫性障害の症状を自覚した頃、病院に行くべきかどうか迷いました。

精神科は敷居が高いイメージがありましたし、外に出るのも、しんどかったので

「行っても変わらないのであれば行きたくないなぁ~」

と思っていました。

しかし、まだ小さい子どもがいた私は、早く元気になりたくて、たまたま近くにあった入りやすい雰囲気の心療内科に行くことにしました。

そこで薬を処方されたのですが、やっとの思いで重たい腰を上げて行った病院なので、私はその薬に、かなりの期待をかけていました。

しかし、飲んでも症状は治まらず、私は自己判断で薬を止めてしまいました。

そのせいだと思いますが、しばらく胃が気持ち悪くなる症状が続きました。

当時の私は妊娠を希望していたので、薬に期待はしたものの、すぐに治らないのであれば早く止めたかったのです。

後でわかったのですが、私が処方された薬は、急に止めてはいけないもので、医師の指示に従って少しずつ止めなくてはいけないものでした。

この時初めて、薬を飲み初めるのは簡単だけど、止めるのには思っていた以上の時間がかかるということを知りました。

読んだ本(トラウマ~あなたが生まれてきた理由~)

この本で言う「トラウマ」とは、いわゆる「思いグセ」のことです。

強迫性障害になってしまった理由を知るヒントになるかもしれません。

やっぱり今までの経験から、よからぬ思いグセが身が付いてしまったのかなあと思うところがあるので、とても参考になりました。